船橋市場町社宅跡地で再開発が進行中、店舗併設の大規模マンションが建設予定
関連リンク:船橋市市場1丁目の「JR船橋市場町社宅(国鉄アパート)」跡地に開発行為事前公開板が掲示、店舗を含む共同住宅が建設される計画
以前紹介した計画が今年動き出すようです。
船橋市市場1丁目、かつてJR船橋市場町社宅(旧国鉄アパート)があった跡地で、いよいよ大規模再開発の動きが本格化しています。
現地には建築計画のお知らせが掲示され、工事も始まっている様子が確認できました。
アクセス 船橋都市計画市場1丁目地区
場所はこちら。
約1,000戸規模の住宅に商業施設も併設
この再開発事業は、JR東日本および同社グループの株式会社ジェイアール東日本都市開発、さらに東急不動産ホールディングスグループの東急不動産株式会社の3社による共同プロジェクトとなっています。
開発地の面積は約45,400㎡、総戸数は1,000戸を超える大規模なものとなっており、商業機能も併設された複合施設として整備される予定です。
工事期間と施設概要
- 所在地:千葉県船橋市市場1丁目6番(住居表示)
- 敷地面積:約45,400㎡
- 建物の構造:鉄骨造(高さ 店舗棟5.95m/駐車場棟9.97m)
- 駐車台数:126台(計画中)
- 着工予定:2025年9月
- 完了予定:2028年12月
すでに敷地は仮囲いで囲まれ、大型重機による整地作業が進んでいるのが確認できます。
環境と共生する街づくり
今回の再開発では、太陽光パネルの導入や敷地内の緑化を通じて、環境負荷の軽減を目指した設計が採用される予定です。また、南側には海老川が流れており、その沿道には公園が整備されるなど、地域住民にとっても魅力ある空間が形成されることが期待されています。
地区計画との連携
この再開発は「船橋都市計画市場1丁目地区地区計画」の一環としても位置づけられています。周辺の船橋市地方卸売市場との連携を視野に入れ、東西南北の人の流れを結節する拠点として、地域の利便性向上や賑わいの創出を目指すとしています。
今後の注目ポイント
完了は2028年末と、やや先にはなりますが、工事の進捗とともにテナント情報や商業施設の概要など、さらに具体的な情報が出てくることが期待されます。新たなランドマークとして、今後の動向に注目です。
こちら読者の方から写真付きで情報提供をいただきました。ありがとうございます。
